歯周病治療で肝機能が改善?

昨日(2月23日)の中日新聞にも出ていたのでご存知の方も多いと思いますが、歯周病治療をすることで肝機能が改善されたという記事が掲載されていました。

横浜市立大や大阪大学の研究チームが、飲酒しない人も発症する非アルコール性脂肪肝炎(NASH)患者が歯周病菌を保有する割合は健康な人の約4倍と高く、歯周病の治療で肝機能が大幅に改善したと報告していました。

医学の父、ソクラテスはその頃からお口の衛生状態と全身疾患が関係しているのではと考え、歯石を除去し体調管理をしていたと伝えられています。お口は体の入り口で、人が生きていくために必要不可欠な食べ物、水分、空気の通り道です。その最初の入り口で歯周病や虫歯などの細菌感染症が発症している事が体にとって良いわけがありません。

今回発表された肝機能に関してだけではなく、脳心臓血管疾患、糖尿病と歯周病の関係は以前から言われ続けています。歯周病を治すことがこれら疾患の完治に繋がるとは言い切れませんが、人が健康に長生きするために、お口の衛生状態を良くすることがとても重要だということがよくわかってきています。

名古屋市昭和区ごきそ歯科の歯周病治療・予防歯科治療専門サイトです。

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