SPT(サポーティブぺリオドンタルセラピー)
SPTとは歯周組織検査の結果、病状が安定と判定された場合に、歯周組織の維持・安定のために歯科医師・歯科衛生士によるプラークコントロール、SRP、咬合調整などの治療を 主体とした定期的な治療のことです。
歯周治療が成功するかどうかは、治療後のSPTをいかに定期的に、長く続けるかにかかっています。
その科学的根拠を示した論文です。
Axelsson P, Lindhe J : The significance of maintenance care in the treatment of periodontal disease. J Clin Periodontol 8 : 281-294,1981
SPTの期間は、歯周病の程度、歯肉の状態、ブラッシングの状態によって様々ですが、最初は1カ月毎にお越しいただき、病状が安定しましたら3か月毎の来院をお願いいたしております。病状が安定し、歯肉が回復しましたらSPTは終了し、その後はメンテナンス(健康管理)となります。