第8回歯周病健康コラム 歯周病と矯正治療
歯周病治療を進めていく最中に矯正治療をお勧めする場合があります。
歯周病はプラーク中の細菌に起因する炎症性疾患(細菌感染症)です。すなわち、歯周病を治すためにはプラークを効果的に除去しなくてはなりません。ここで、問題となるのが歯並び。歯並びが窮屈になっていると、歯ブラシを効果的に当てることが難しく、プラークを除去することが困難になります。このように、歯並びが原因でブラッシングが効果的に出来ないことを防ぐために、矯正治療をし、効果的にブラッシングができる口腔環境をつくるのです。