子供の歯並び
近年、子どもの歯並びでのご相談がとても増えてきています。
将来的に、キレイな歯並びになるためには乳歯列期、混合歯列期にどのような事に注意したらよいのでしょうか。
①子供の歯並びは乳歯列期(全ての歯が乳歯の時期)からチェックしましょう。乳歯列期から治療を開始したほうが良い不正咬合もあります。
(1)反対咬合
(2)交叉咬合
(3)開口
などが早期治療をお勧めする代表的な咬合です。
②5歳を過ぎたころから、乳歯に変わって、永久歯(大人の歯)が生え始めます。乳歯と永久歯が混在する時期を混合歯列期と言いますが、この時期に不正咬合を始めて認識することが多いと思います。「違う場所から歯が生えてきた」、「永久歯が生えるスペースが無いのでは?」、「歯がねじれて生えてきた」などなど、問題はさまざまですが、何か気になることがありましたら私たちに相談してみてください。
③虫歯を作らないようにする。
歯と歯の間に虫歯が出来たり、虫歯により乳歯が予定よりも早く抜歯に至ってしまった場合は、抜歯した後ろの歯が手前に動いてしまう事があります。結果的に後継永久歯の生えるスペースが無くなり、歯並びが悪くなってしまいます。
④良く噛む
咬むことで筋肉が発達し、それによって顎の骨も成長します。顎の成長が不十分ですと、歯の生えるスペースが不十分になり歯並びが悪くなってしまいます。